概要[編集 | ソースを編集]

ソウル特別市(서울특별시)は大韓民国の首都であり、最大都市である。大昔から都市であったので長い歴史を持っている。

法律上で大韓民国の第一都市に規定されている。韓国の唯一の特別市である。人口が第二の都市である釜山より3倍多い。

歴史的にも百済朝鮮大韓帝国の首都であったし、現在は大韓民国首都である。

地名の由来[編集 | ソースを編集]

現在には韓国語で「ソウル(서울)」が固有名詞として使われているが、元々は「一国の首都」を指す普通名詞であった。

朝鮮時代のソウルの公式名称は「漢城(ハンソン、한성)」だったが、朝鮮後期に既に「ソウル」がよく使われたようだ。それで当時朝鮮を訪れた外国人は「漢城(ハンソン、한성)」より口語体の「ソウル」を表記に採択した。朝鮮時代以前には「漢陽(ハンヤン、한양)」、日本統治下では「京城(けいじょう、경성、キョンソン)」の名前だったが、口語体では普通名詞である「ソウル」の方がよく使われたようだ。17世紀に朝鮮に来たヘンドリック・ハメルの記録にも「Sior」と表記されている。

それで名前を変えようとした試みもあったが、有耶無耶になった。1955年にハングル学者の崔鉉培チョ・ヒョンベは当時李承晩イ・スンマン大統領に「ソウルは首都を意味する普通名詞なのでソウルの公式名称をソウルにするのは適切ではない」という理由で名前の改称の提案をしたことがある。でも、大人の事情で有耶無耶になって、「ソウル」の名前に残った。