概要[編集 | ソースを編集]
プンオパン(붕어빵)は韓国版のたい焼きである。
プンオ(붕어)とは韓国語でフナの意味であり、直訳するとフナパンとなる。
詳細[編集 | ソースを編集]
小麦粉で作った生地の中に餡子が入っているのが伝統的なスタイルだが、最近では中にカスタードクリーム[1]やさつまいもクリーム[2]などを入れたプンオパンも人気がある。
日本のたい焼きがもっちりふわふわしているのに比べ、韓国のプンオパンは韓国人の好みに合わせ生地がサクサクと香ばしく作られている。また、日本のたい焼きに比べ甘さが少し控えめな場合が多いのも特徴である。多くの場合サイズはたい焼きよりも少し小さい。
主に露店で販売されており、価格は地域によって異なるが大体2つで1,000ウォンほどのことが多い。 なお、物価上昇の煽りを受けて現在は価格が上がってしまったものの、2000年代には4つで1,000ウォンほどで購入できた時代もあったようだ。
余談[編集 | ソースを編集]
- 韓国語で「プンオパンみたいだ」というと、「そっくりだ、瓜二つだ」という意味がある。同じ枠に生地を流し込んで焼くプンオパンは、どれも見た目が全く同じためである。
- 韓国の軍隊の中でプンオパンを作る場合もあり、正式な役割ではないものの、それを担当する兵士もいて「プンオパン兵」と呼ばれるそうである。
- 頭から食べるか尻尾から食べるかの論争が存在する。尻尾から食べる派の意見として「そのほうが美味しい」などがある。
- なぜか韓国ではカスタードクリームが入っているプンオパンをシュークリームのプンオパン(슈크림 붕어빵)と呼ぶ。韓国ではカスタードクリームはシュークリームの中に属するという認識が存在するためである。