概要[編集 | ソースを編集]

蔚山ウルサン広域市こういきしは、韓国の南東部に位置する広域市である。釜山広域市プサンこういきし仁川広域市インチョンこういきしと共に韓国の第3の港湾都市であり、韓国最大の工業都市である。

最も最近昇格された広域市である。昇格以前には蔚山ウルサン市であった。1997年に昇格された。

地理[編集 | ソースを編集]

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朝鮮半島で最も東に位置する広域市である。

地形[編集 | ソースを編集]

蔚山広域市は北側で慶州市キョンジュしと、南側で釜山広域市プサンこういきしと、東側で日本海と、西側で密陽市と接する。

太和江テファガンが蔚山を代表する川である。太和江にも見甲斐があるものがあるので訪れてみるのも良い。

気候[編集 | ソースを編集]

朝鮮半島の南東部に位置して韓国で暖かい方である。冬になっても雪が降ることはとても珍しい。

工業都市のイメージとは違い、微細ホコリを意味するミセモンジが韓国の大都市の中で最も少ない。なぜかと言うと東南部に位置して西から来るミセモンジの影響が少ないし、蔚山広域市も昔から工業地帯に環境を改善する事業を行ってきた結果である。自動車も首都圏より少ないし、工業地帯が市内と離れていることも作用した結果である。

観光[編集 | ソースを編集]

2010年代後半から韓国内のSNSで大田広域市テジョンこういきしと共に「つまらない都市」とあだ名が付けられた。蔚山はそんなに観光コンテンツが足りない都市ではないが、観光で有名な隣の釜山広域市慶州市があってそんなイメージができたようだ。でも公共交通機関があまり発達していない都市なので車がないと旅行が難しいかもしれない。

生活・文化[編集 | ソースを編集]

食べ物[編集 | ソースを編集]

蔚山プルコギ鯨肉マクチャンなどが有名だ。

宗教[編集 | ソースを編集]

広域市で最も仏教の信者が多い。

言語[編集 | ソースを編集]

方言があるが、釜山などの他の慶尚道地域よりは強くない。もちろんソウルの人が聞いたら、釜山と蔚山とどれも同じである。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 朝鮮時代には今現代自動車の船積み地に倭館という日本からきた商人、役人たちが泊まる場所があった。
  • 鶴成公園には朝鮮出兵当時、日本の武将である加藤清正が城を築いたことがある。
  • 熊本には「蔚山町停留場」がある。加藤清正が朝鮮に来た時、陣取った蔚山の名前、あるいは蔚山から連れてきた人々を住まわせたことから由来したと伝われる。
  • 現在蔚山で最も繁華街である三山洞サムサンドンには昔実際に山が三つあった。でも1928年当時の日本である日本大帝国三山洞サムサンドンに飛行場を建設し、山が無くなったそうだ。当時には国際空港に機能したらしい。