概要[編集 | ソースを編集]

韓国の水道水はそのまま飲むことが出来るとされているが、実際はミネラルウォーターを購入して飲料水にしている国民やウォーターサーバーを使用する国民がほとんどである。

区役所や図書館等の公共施設や、大学などの教育機関、街の食堂をはじめとする生活圏のあちこちに無料のウォーターサーバーが設置されている。

詳細[編集 | ソースを編集]

水道水をそのまま飲める国は世界でも数少なく、日本・韓国・オーストラリア・ニュージーランド・北米の一部地域、ヨーロッパの一部国家などである。

韓国では水道水をそのまま飲めるよう、健康に悪影響を及ぼすベンゼンなどの物質に基準値を設けており、安全に飲める水準をクリアしている。しかし、水道水をそのまま飲む韓国人はほとんど存在しない。韓国の自治体でも安全に飲めると広告はしているが、みんな水道水を飲んでいない状況である。

なお水道料金は先進国の中では安価なほうであり、日本の約1/3ほどであるという情報もある。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 現在、韓国では水道水を容器に入れて販売することは不法である。
  • 地域によって自治体の上水事業者が異なる。例えばソウル、釜山、大邱はそれぞれ違う上水事業者のため、水道料金も少しずつ異なるようだ。
  • 韓国の水は日本と同じ軟水である。ただ若干韓国のほうが日本より硬度が高く、人によってはシャワーの際などに髪がごわつくなどの違いを感じることもあるようだ。敏感な人でなければ、基本的にはあまり差がない。
  • ミネラルウォーターで業界第一位のブランドはチェジュ島の水である삼다수(サムダス)である。韓国ではチェジュ島の水が最も綺麗で良い水だというイメージが強い。
  • ミネラルウォーターのペットボトルは、無ラベルで売っているものもよく目にする。環境にやさしく、良い試みである。