
概要[編集 | ソースを編集]
マッククス(막국수)は韓国の江原道と京畿道の東部地域の料理である。そば粉を原料として作った麺に、ソース、切ったキムチ、千切りのきゅうり、ゆで卵などを入れてユクスやキムチの汁などを入れて食べる料理である。
タッカルビも同じ江原道の地域料理なので、韓国のほとんどのタッカルビの店でマッククスを食べることができる。
詳細[編集 | ソースを編集]
マッククスの「マッ(막)」は韓国語で「今すぐ」の意味で注文が入ったらすぐ作るという意味である。「ククス(국수)」は麺を意味する。「注文が入ったら、すぐ作って出す蕎麦の麺を利用した料理」を意味する。
マッククスは韓国の江原道に由来する。1980年代初めまでは韓国でも地元の人しか知らない料理であった。1980年代中盤にKBSの番組で紹介されたことがある。現在は韓国全土でよく食べられている。
韓国冷麺と見た目は似ているが、味は違う。特に麺の食感が大きく異なる。韓国冷麺の麺はモチモチして麺がよく切れないが、マッククスの麺は簡単に切れる。江原道でも地域によって味が違う。東に行くと味が薄くて素朴になる。過去の江原道地域は交通が不便で塩やソースが手に入りにくかったため、味が薄いそうだ。ソウルに近い西の方ではもっと味が甘酸っぱくなる。
余談[編集 | ソースを編集]
- 料理方法が地域によって、そして店によって大きく異なる。料理方法によって好き嫌いが分かれる場合も多いみたいだ。
- 釜山などの韓国の南部地方ではマッククスを売っている店が少ないようである。