概要[編集 | ソースを編集]
タッカルビ(닭갈비、Dakgalbi)は、辛いソースに漬け込んだ鶏ムネ肉と鶏もも肉を野菜、サツマイモ、餅などの材料と一緒に網や鉄板で炒める韓国の料理である。
タッカルビには韓国の麺(ラーメン、うどん、チョルメン)を入れて食べることもよくある。完全に食べ終わる直前、まだ少し残った状態で作るポックムパプも絶品である。残ったタッカルビのソースを利用し、鉄板でご飯を炒める料理である。または麺を炒めても美味しい。
韓国ではタッカルビと共にトンチミ、冷麺、マッククスなどの料理を食べる場合が多い。タッカルビはサンチュまたはサンムに挟んでサムの形で食べたりもする。
タッカルビは江原道の春川市の名物として有名である。江原道に行くならご当地タッカルビを食べてみるのをお勧めする。江原道の有名な観光地付近には、ほぼタッカルビの店しかないほどである
歴史[編集 | ソースを編集]
1950年代末から1960年代はじめにかけて、江原道春川の居酒屋で酒のつまみとして出したのが始まりである。春川付近には養鶏場が多くあり、鶏肉を入手するのが容易であった。
当時は炭火焼きが主流であったが、日本式鉄板焼きの流行の影響を受け、大量調理に向いている鉄板での調理形式へと移行していった。また鉄板式への移行に伴い、レシピやソースにも変化が起こった。もともとはコチュジャンと味噌などを混ぜたソースであり、具もネギを少量入れる程度だったが、鉄板調理になってからは野菜が多く入るようになった。 野菜はエゴマの葉や白菜などを入れる過渡期を経て、現在はキャベツを入れるのが常識として定着している。キャベツは炒めると甘くなるという点や、火がはやく通るためキャベツをつまみながら鶏肉が焼けるのを待つことができるという点で人気が出たようである。
料理法[編集 | ソースを編集]
ソースの種類:コチュジャン、醤油、塩