サンムの写真。丸い形が一般的だが、丸いサンムを細かく切って出すお店もある。



概要[編集 | ソースを編集]

サンム(쌈무)は大根を紙のように薄く切って酢に漬けて作る韓国の食べ物である。サムギョプサルや、カルビタッカルビなどの肉をサンムに挟んで食べる。

サンム(쌈무)のサンは韓国語でサム(쌈)を意味し、ム(무)は大根を意味する。ムッサム(무쌈)という言葉も使うが、厳密に言うとムッサムは「サンムを使って何かを挟んだサム」を指すので、サンムとは違う言葉だが、韓国語を母語にする人にもその差を知ってる人は少ないようだ。

似ている食べ物はチキンムトンチミである。チキンムとは味がほぼ同じで、切られた形が違うぐらいである。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 一般的なサンムは白いが、緑色のサンム、黄色のサンムもよく見る。だいたい、緑色はワサビの味、黄色はレモンの味が多い。
  • 韓国人でさえムッサムと間違えることが多いが、厳密には違いがある。ただ、区別せずとも特に問題はない。
  • サンムによく使われる大根は日本でよく見る大根とは少し違う。日本の大根は細くて長いが、サンムに使われる大根は朝鮮ムと呼ばれる大根で直径が大きい大根である。
  • 韓国のアイドルグループのLE SSERAFIMのメンバーキム・チェウォンの別名である。過去、舞台で着た衣装がワサビ味のサンムと似ていて出来た別名である。[1]
  • 少女時代のメンバーのテヨンも着ているドレスがサンムに似ていると言われたことがある。[2]